穏やかな秋晴れが続く今日この頃。
キンモクセイの香りが心地よい、良い季節ですね~(^-^)
さて、ハロウィンが終われば世間のお店やショッピングモールなどは一気にクリスマスモードになりますね♫
当店もクリスマス前後のご予約が徐々に増え始めておりますので、クリスマスデートで指輪を作りたいお客様はお早目にご予約下さいませ。
というわけで今回も先月に引き続き、クリスマスに向けて婚約指輪をプッシュしていきます!
婚約指輪ってどんなもの?
婚約指輪とは、具体的にどういうものなのか?
「婚約している女性が身に着ける、大きめのダイヤモンドが付いた指輪…?」
…なんてアバウトなイメージは浮かぶかもしれませんが、詳しくご存知のかたは案外少ないのではないでしょうか(*_*;
それでは解説していきますので、この機会に是非覚えてみてくださいね☆
※他にも結婚指輪や婚約指輪に関する記事がすでにございますので、合わせてご覧ください。
婚約指輪とは?
そもそも、「婚約」とはなんなのか。
実は婚約は結婚と違って法的なルールは存在せず、「二人とも結婚を決意して合意した状態」を指します。
一般的には「プロポーズされてOKした」ときから入籍するまでを婚約期間と考える人が多数派のようです。
その「婚約」の証として男性から女性へ贈られる記念品の代表が婚約指輪(エンゲージリング)です。
ちなみに婚約指輪を贈るタイミングや着用する期間にも、明確な決まりはありません。
プロポーズの瞬間にパカっと箱を開けて贈っても、プロポーズ後に彼女さんの好みに合わせて二人で選んでも、どちらでも良いのです。
「婚約指輪」という名前ですが、婚約期間だけでなく結婚後に着用するのももちろんOK!(^_-)-☆
シンプルなデザインを選んで日常的に着けられるかた、華やかなデザインを選んで特別な時のアクセサリーとして身に着けるかた、様々です。
また生涯の財産としての価値もあり、貴金属やダイヤモンドの腐食しにくい特性を生かしてお子さんやお孫さんに受け継いでいくこともできます。
婚約指輪の起源と歴史
婚約指輪の起源はとても古く、紀元前の古代ローマ時代にはすでに近い指輪が存在したと言われています。
当時の結婚は花嫁をお金で買う売買婚が主流。
指輪は鉄製で、結婚の契約の証として花嫁の父に贈られていました。
婚約指輪に初めてダイヤモンドが入ったデザインが登場したのは、今から600年ほど前の15世紀から。
1477年にハプスブルク家のマキシミリアン大帝(後の神聖ローマ皇帝)から、ブルゴーニュ公女マリアと婚約する際にダイヤモンドが入った婚約指輪が贈られ、これが歴史上最初の婚約指輪だと言われています。
15世紀当時、ダイヤモンドは現在に比べてもさらに貴重でした。
そのとてつもなく硬い特性から「永遠の絆」を象徴すると言われ、愛の証である婚約指輪にピッタリなので、その後徐々に「婚約指輪にはダイヤモンド」というスタイルが定着していきます。
ちなみに婚約指輪を左手薬指にはめるのは、「左手薬指は心臓に直接血管が繋がっている」という古代エジプトからの言い伝えがルーツになっています。
日本の婚約指輪事情
日本での婚約指輪の歴史は、結婚指輪より少しあとになります。
結婚指輪が大正時代に定着したのに対し、婚約指輪が定着したのは戦後の1950年代後半から。
当時は当たり前のように行われていた「結納」の儀式で贈られることが一般的でした。
(現在では結納を行うカップルさんはかなり少数となっています。)
当時の日本では誕生石をメインに使った婚約指輪が一般的でしたが、アメリカの世界的なダイヤモンド会社があの有名なキャッチコピー
「婚約指輪の値段は給料3か月分」
を広めてからはダイヤモンドを使った婚約指輪がどんどん広まってゆき、しだいに主流となっていきました。
ちなみに給料3か月分は日本に向けた宣伝のキャッチコピーで、フランスでは給料2か月分、南米では給料1ケ月分だったそうです(^-^;
当時とは何かと世の中も変わってきていますので、現在給料3か月分もの高額な婚約指輪を用意されるかたはかなり少数派なので、世の男性たちはご安心下さいませ。
ついぶ名古屋工房 の婚約指輪
ついぶ名古屋工房にも、多くのお客様が婚約指輪を作りに来られます。
なかでも、サプライズプロポーズのために男性がお一人でご来店されることが一番多いです。
なかなか一人では入りづらいかもしれませんが、同じように一人で頑張って作られる男性もたくさんいらっしゃいますので勇気を出して是非ご来店ください。
スタッフがしっかりとサポートさせて頂きますので、指輪やダイヤモンドに関する知識が無くても全く心配ありません。
まずは相談やお見積りだけでもOKですよ~!(^_-)-☆
もちろんカップルでご来店いただいて、彼女さんの好みを聞きながら選んで作られるお客様もいらっしゃいます。
彼女さんが確実に気に入るデザインや似合うデザインを見つけやすいこと、サイズが正確に測れることが強みですね(。-`ω-)
素材に関しては、一般的に婚約指輪はプラチナとダイヤモンドの組み合わせのものが約80%を占めるほどに多数派ですが、
ついぶ名古屋工房ではプラチナはもちろんのこと、ピンクゴールドやイエローゴールドをベースに使った婚約指輪も人気があります。
似合う指輪の素材やデザインは人それぞれ。
ご自身に似合うものや、彼女さんに似合いそうなものを考えて選んでいただくのが一番かと思います(*^-^*)
プロポーズは、大切な人への一生に一度の大事な告白。
想いのこもった手作り婚約指輪で、貴方の想いを伝えてみてはいかがでしょうか。