まだまだ寒い日が続きますが、ほんの少しだけ暖かくなりつつあるような今日この頃。
春はもう少し先ですが、春を告げるスミレの花のように美しい2月の誕生石をご紹介します(^^)/
2月の誕生石は【アメジスト】
アメジストとは?
ちなみに厳密に言うと、実は「アメジスト」は正式名称ではありません。
正しくは「アメシスト」。
ただ現在の日本では「アメジスト」という名前のほうが浸透しているため、このブログでは「アメジスト」の名前を使わせていただきます<(_ _)>
アメジストの和名は「紫水晶」。その名の通り、水晶の仲間です。
水晶は本来無色透明の石ですが、微量の鉄イオンが含まれると紫色になり、名前もアメジストになります。
(ピンク色になると「ローズクォーツ」、黄色になると「シトリン」、アメジストとシトリンのハーフは「アメトリン」…などなど)
「アメジスト」の語源は、ギリシャ語で「酔わせない」を意味する「アメテュストス」から。
お酒に酔わないだけでなく、人生の悪酔いからも持ち主を守ってくれると信じられてきました。
アメジストの石言葉は「心の平和」
この石言葉のとおり、アメジストは癒しのパワーがとても強い石。
ストレス等で疲れた心を落ち着かせ、安らぎを与えてくれると言われています(*´▽`*)
日々ストレスが溜まっていると感じてらっしゃるかた、ネガティブで心が疲れやすいかた…現代日本にはたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
冷静さをもたらすとも言われていて、恋愛面においては高まりすぎた熱を落ち着かせ相手の本質を見極めることが出来ます。
長くお付き合いするパートナーや結婚相手を求めるなら、とっても大事なポイントですね(^_-)-☆
持ち主にインスピレーションを与え創造力を高めてくれるので、創作活動をされる方や芸術に関わるかたたちにもとてもおススメですよ。
アメジストの歴史
アメジストの歴史は古く、約2000年前の旧約聖書や、古代ローマの博物学者プリニウスの「博物誌」にもその名が登場しています。
18世紀ごろのフランスとイギリスでは特に人気が高まり、多くの富豪がアメジストを手に入れるために大金を投資しました。
何世紀もの間貴族階級に愛され、当時とても高価だったアメジスト。
しかし19世紀にブラジルで大量に産出されるようになってからは値段が落ち着き、私たちにも十分手が届く価格になりました。
特別なお金持ちでなくてもアメジストのアクセサリーを身に着けられるのは、現代に生まれたからこそのありがたみですね(*´▽`*)
アメジストの産地
アメジストの世界最大の産地は、南米のブラジル。他にもアフリカ各国やスリランカなど、多くの国で産出される石です。
一般的にアメリカ大陸産は大ぶりの物が多く、アフリカ大陸産は比較的小さいですが色鮮やかな物が多いと言われています。
そしてアメジストは、誕生石の中では数少ない日本でも採れる石のひとつ!
外国産のものに比べて数が少なく珍しいですが、宮城県白石市の雨塚山をはじめとし、秋田県、栃木県、群馬県、石川県、鳥取県…などなど様々な県で産出されます。
紫という色は、日本では古来から神聖で最も位の高い色として愛されてきました。
どこか和風の雰囲気も漂わせるアメジスト。
ドレスでの装いにももちろんよく合いますが、着物を着るときや和装での結婚式にもとてもおススメです(*^-^*)