ジューンブライド(June bride)という言葉を直訳すると「6月の花嫁」となります。
言葉はよく聞きますが、意味はあまり知られていません。
ジューンブライドとは古くからヨーロッパで伝わり、6月に結婚式を挙げると生涯にわたる幸せな結婚生活が送れるといった考えです。
日本では6月は梅雨の時期で雨が多いですが、ヨーロッパには梅雨が無く、気温も約20℃前後と結婚式には最適な季節だからとも言われています。
日本の6月は過ごしやすい気温ではあるものの、雨の多さや多湿であることから結婚式には不向きな季節と考えられています。
そのイメージを払拭しようとホテル業界やブライダル業界が尽力し始めたのが1960年代後半です。
当初は式場施設が整っていなかったことからあまり効果はなかったものの、空調施設や屋内の演出などが充実してきたことで
少しずつ浸透していきました。
多少の雨の不安があってもジューンブライドという特別感を結婚式に添えたいと望む方たちが増えてきたのだと言えますね。