インフォメーションでもお伝えしておりますが、新型コロナウィルスの影響による愛知県の緊急事態宣言発令を受け、感染拡大防止のため ついぶ名古屋工房は本日 4月13日~5月6日まで臨時休業とさせていただきます。
ご迷惑をお掛けいたしますが、何卒ご理解の程よろしくお願いいたします。
新型コロナウイルスの拡大で、マスクや咳エチケットなどマナーに対しても普段より敏感になってしまう今日この頃。
今回は、指輪に関するマナーについて紹介していこうかと思います。
指輪に関する マナー 『冠婚葬祭』編
長い人生を生きていると、マナーをきちんとわきまえるべき場面に何度も遭遇します。
特にマナーで失敗したくない重要な場面が、「冠婚葬祭」。
「冠」は元服の祝い、「婚」は結婚式、
「葬」はお葬式、「祭」は法事を指します。
元服の祝いで親戚が集まることは現代では稀なので割愛させていただき、残る「婚葬祭」に関する指輪のマナーについて、一つずつ解説していきます!
結婚式
ここでは自分の結婚式ではなく、知り合いの結婚式に出席するときのマナーについて解説します。
結婚式は華やかなお祝いの場なので、アクセサリーを身に着けるのはもちろんOK!むしろ着けることを推奨します(*^-^*)
しかしおおやけに禁止とされる指輪はありませんが、実は注意が必要なものも…!
華やかなのは良いのですが、あまりに派手すぎたり目立ちすぎたりするものは良くありません。
結婚式の主役はあくまで新郎新婦。
主役の二人以上に周囲の目を引きすぎる装いは避けましょう”(-“”-)”
指輪で具体的に言うと
・石があまりに大き過ぎるもの
・幅の太過ぎるもの
・骸骨などお祝いの場にふさわしくないモチーフのもの
…などなど。
自分のファッションショーではないので、新郎新婦を祝福する気持ちを大事にすることが、何よりも大切なマナーですね!
そしてあまり知られていませんが、既婚女性には結婚式のお呼ばれの際に相応しいとされている指輪があります。
それは「結婚指輪と婚約指輪の重ねづけ」。
石が大き過ぎるものはNGと書きましたが、婚約指輪の場合は例外です。
婚約指輪は正式なフォーマルアクセサリーなので、むしろつけることが推奨されます。
なかなか日の目を見ないことが多い婚約指輪が活躍する貴重な場面なので、ぜひとも重ねづけに挑戦してみてくださいね!(^_-)-☆
※必ず重ねづけをしないといけないというルールはありませんので、婚約指輪を持っていないかたもご安心ください。
ちなみに二次会では、カジュアルなものや派手めな指輪でも問題ないことがほとんどです。
和装で参加する場合は、婚約指輪など立て爪タイプのものや石が飛び出たデザインのものは引っかかりやすいので、避けるのが無難ですよ〜。
お葬式
打って変わって、お葬式。
こちらは言うまでもなく、派手な指輪はNGです。
指輪の中では唯一、結婚指輪のみがお葬式でも着用を許されています。
…が!!
じつは結婚指輪でも注意が必要な場合がいくつかあるのです。
プラチナなど銀色系のシンプルな指輪なら全く問題ありませんが、これがイエローゴールドやピンクゴールド、もしくはプラチナ素材でもダイヤがたくさん入っているエタニティーリングの場合は、要注意!
ゴールド系の色味やキラキラと輝くダイヤは、お葬式の黒が中心の装いの中で想像以上に目立ってしまいがちです。
ゴールド系でも結婚指輪なら大丈夫という説もありますが、非常識と思われてしまうこともあるので、外しておく方が無難でしょう。
小さなダイヤが1つだけついた指輪などは特に問題ありませんが、できれば指輪を回し石を掌の側にして目立たなくしておくのが良いでしょう。
しかし指輪を長年付けっぱなしにして、急なお葬式にときに
「指輪が外れない!!どうしよう…!」
と困ってしまうかたもいらっしゃるかもしれません。
そんなときは、葬儀用の黒い手袋が便利です。
お葬式で手袋を外す必要があるのはお焼香の時ぐらいなので、これがあれば充分に対処できるでしょう。
法事
法事の場合も、上記のお葬式の時とほとんど同じです。
派手な色味やデザインの指輪は出来るだけ事前に外しておき、ダイヤなど石が外側についている場合は掌側に回して目立たなくしておきましょう。
いかがでしたか?
今回ご紹介した冠婚葬祭以外にも、指輪のマナーに関する場面はいくつかありますので、また近いうちに解説していきたいと思います!(^^)/
冠婚葬祭の集まりを元どおり開けるようになるまで、皆様体調管理に気をつけて危機を乗り越えていきましょう…!