ペアリング(結婚指輪・婚約指輪)の手作り体験 | ついぶ名古屋工房

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プラチナとゴールドはどう違う? 手作り結婚指輪 素材の特徴をご紹介!

まだまだ残暑が続きますが、少しずつ秋の気配が感じられるようになりましたね。

指輪作りで、芸術の秋を満喫してみるのはいかがですが?

わりとカロリーを消費するので、作業後に食欲の秋を満喫するのもおススメです( *´艸`)

 

さて今回は、当店で取り扱っている指輪の素材について紹介します!

 

プラチナとゴールド、素材による特徴の違いは?

 

ついぶ名古屋工房でご用意している結婚指輪・婚約指輪の素材は主に

プラチナ(Pt900)、イエローゴールド(K18YG)、ピンクゴールド(K18PG)、ホワイトゴールド(K18WG)

…の4種類。

 

「色以外に何か違いがあるんですか?」

「一番 強度が強い素材は?」

「変色ってしますか?」

ご結婚指輪のご相談などで、こういったご質問をよくいただきます。

色が違うのはわかりますが、それ以外の違いって使って比べてみないとよくわかりませんよね(^-^;

 

今回は手作り指輪の各素材の特徴について、解説していきたいと思います!

 

プラチナ

 

まずはご結婚指輪とご婚約指輪の超定番、プラチナ。

前回のブログでも紹介した通り、日本では結婚指輪の約8割を占める圧倒的人気素材です!

 

プラチナには2つ、とても魅力的な特徴があります。

それは全く変色しないということ。

シルバーなどの素材は空気中の成分によって酸化しやすく、徐々に色が変わっていきます。

ですがプラチナはこういった科学的な変化にとても強く、一切変色することがありません。

お風呂でも温泉でも、着けっぱなしで安心してご使用いただけます。

 

もう一つは、指輪の素材の中ではかなり傷がつきにくいということ。

プラチナは粘り強い硬さを持った金属なので、シルバーなどに比べて擦り傷などにかなり耐性があります。

もちろん全く傷がつかないわけではありませんが、指輪の傷を気にされるかたにはプラチナが特におススメです。

 

男女や年齢を問わず多くの人に似合う色味なので、長年お使い頂くご結婚指輪にまさに相応しい素材と言えるでしょう。

 

 

イエローゴールド

 

ご結婚指輪の素材として、プラチナに次いで有名なのがこの18金イエローゴールド。ヨーロッパでは一番人気の素材です。

「18金」というのは24分の18、つまり100%のうち75%に純金を使ったゴールド素材のことを言います。

(※100%の純金(24金)は柔らかく強度が弱いので、アクセサリーとして耐えうる強度を出すため、他の金属を混ぜて合金化するのが一般的です。)

残り25%に使う金属によって色が変わります。このイエローゴールドは銀と銅をバランスよく混ぜ、元の金色を活かした素材です。

 

イエローゴールドの特徴はその硬さ。

かなり硬い素材なので、衝撃を受けても比較的曲がりにくいという優秀な特徴を持ちます。

 

また、プラチナには劣りますが変色にも強く、シルバーに比べるとかなり変色しにくい素材と言っていいでしょう。

年月を経るとともに少し色が変わりますが、アンティーク調の上品な色に変わっていくので、それもある意味一つの魅力でもあります。

作りたての輝きを保ちたい場合は、市販の金属磨きクロスなどでお手入れして頂くと変色を元に戻すことが出来ます。

 

 

ピンクゴールド

 

各素材の中でも特に女性に高い人気を誇るのが、この18金ピンクゴールド。

イエローゴールドと同じくゴールド系の合金で、銅を多めに混ぜることによって銅色に近いピンク色を再現しています。

 

魅力はなんといっても、この可愛らしいピンク色。

男性から女性へのプレゼントリングや、婚約指輪にも人気の素材です。

(男性でも、ご自身の結婚指輪にピンクゴールドを選ばれるかたもときどきいらっしゃいます)

 

そしてピンクゴールドは、その可愛い色に似合わないもう一つの特徴を持っています

それはものすごく硬い素材だということ!!

かなり硬い素材のイエローゴールドをさらに上回る硬さを誇り、衝撃に対する耐性は全素材の中でも最強です

 

変色にもイエローゴールドと同じくらい強く、ゆっくりとアンティーク調の色に変化していきます。

 

 

ホワイトゴールド

 

ゴールド系素材の中でも、最近人気急上昇中の18金ホワイトゴールド。

お店によっては「シャンパンゴールド」と呼ばれることもあります。

ついぶ名古屋工房では、なんとプラチナに次ぐ人気を誇ります!

男性に特に人気が高い素材ですが、女性にも密かに人気なんです。

 

人気の秘密は、一般的なゴールドとは一味違ったその落ち着いた色

銀やパラジウムを配合したゴールドなので、銀色がかっていますがプラチナと比べるとやや暗めの金色のような印象です。

ホワイトゴールドは日本人の肌になじむ色をしていると言われ、お年を召しても違和感なくご着用頂けるのも大きな魅力です。

 

またプラチナと同じく全く変色しないというのも嬉しい点です。

プラチナやほかのゴールド素材に比べると柔らかめで強度においては少し劣りますが、シルバーよりは硬くご結婚指輪として安心してご着用頂けます。

 

 

 

いかがでしたか?

ご結婚指輪をご用意される際は、金属の色だけでなくこういった特性を覚えておくとのちのち役立ちますよ~(^^)/

 

なおご紹介した高級素材のほかにシルバー素材もご用意しておりますが、シルバーは上記の4素材に比べて傷がつきやすく変色もしやすいので、長い年月お使い頂くご結婚指輪の素材としては当店ではあまりお勧めしておりません。

(ご予算を抑えたい場合はシルバー素材でご結婚指輪をお作り頂くことも可能なので、その際はお気軽にお問い合わせください。)

 

画像で見るのと実際に着用していただくのとではまた印象が違ってきたりしますし、人それぞれに合う指輪の色も違います。

気になるかたはぜひ一度ご来店頂いて、どの指輪がご自分に似合うのかサンプルで試してみてください(^_-)-☆

ご相談だけでも大丈夫ですので、お気軽にどうぞ♪