皆様こんにちは！
名古屋工房の店長ですよ！！
日が随分と短くなってきましたね…。
朝なんかは本当に寒くて(あくまで店長は)
犬の散歩は長袖をしっかり着込んでます。
今年も
無事に冬は越えられるのでしょうか…
まぁ着ぶくれしたとしても
越えてみせますけれども。
日差しも随分優しくはなってきましたので
植物たちの葉焼けの心配がなくなってきて
少しホッとしています。
日光は大事なんですが
如何せん
ここ最近の日差しは強すぎて…
日差しが大好きな子でさえ
ノックアウト状態です。
さて
何故この話をしだしたかというと
新しい仲間が増えたからなんです。
オリーブが愛される理由
はい。
オリーブの木です。
色んな意味で有名ですよね。
食事から健康
美容やモチーフデザイン
多様な場面で活躍していますが
実際に❝木❞を認識することは少ない気がします。
実は見ますけどね。
美味しいです。
それこそ
オリーブのデザインを取り扱う
当工房のスタッフたち。
でも
実際にはどんな子なのか
知らない子も多かったので
この際に
ということでお迎えをしてみました。
当工房の入り口すぐ
右上からお出迎えしてくれるので
気になる方は見上げてみてください◎
ということもあって
今回はオリーブに焦点を当てて
お話していきたいと思います！
意味合いでもデザインでも
当工房ではペアリングや
ご婚約指輪からご結婚指輪に至るまで
目的や年齢
性別に関わらず人気なモチーフですので
ご興味のある方は
このまま読み進めていただけると嬉しいです ♪
◆オリーブの木とは
オリーブは常緑樹で一年中
葉をつけたその姿のままでいてくれます。
葉の表は鮮やかなグリーン
裏は銀色や銀灰色で
見る角度で異なる様々な姿が魅力！
また暑さや乾燥に強く
初心者でも比較的育てやすいそう。
さらに寿命も非常に長く
適切な環境下であれば
数百年から千年以上
生きることもあります。
そのためシンボルツリーとして
扱われることも多いようです！
特にその実は食用だったり
油…俗に言うオリーブオイルですね
これが取れることから
世界的にも広く栽培されています。
その中でも
栽培数が一番多いのは中東なんだとか…
少し意外ですよね◎
私はもう少し北西の地中海
スペインとか
イタリアのシチリアとか
その辺りが一番だと思ってました。
ただ
これは用途にもよるようなので
一概には言えない様ですね。
難しい…。
◆オリーブの歴史
オリーブの木は
小アジアのシリアやトルコ周辺が原産で
今から約5～8千年も前に
起源を持っているんだとか…。
そこからまずは野生種の栽培が始まり
ギリシャに広まりました。
その後でローマに渡り
ローマ人が占領地へ植民のために
オリーブ栽培を行ったことが
現在の地中海での起源になったんだそう。
地中海沿岸の神話や伝説でも
その存在は記されていたり
揶揄されていたりと
古くから愛されている植物なのが分かります。
「神からの贈り物」
そう呼ばれるのは
❝長寿❞
❝常緑樹❞
❝実から得られる恩恵❞
そういったオリーブの特性が故なのでしょう。
そんなオリーブが日本に入ってきたのは
安土桃山時代
ポルトガルの宣教師が
携えてきたとされています。
宣教師は凄いですね。
色んなものを日本へ伝来させてくれてますね。
ちなみに初めてオリーブの実を食べたのは
豊臣秀吉とされています。
知っている名前が出ると
一気に親近感が湧くのは私だけでしょうか…。
オリーブを漢字で書くと「阿列布」
かつての日本では
このように言い伝えられていたんですかね…
一見では読めませんね。
さらに豆知識！
当工房では
ご制作いただいた指輪やバングルに
お好み次第で石留をさせていただきます。
※追加料金とお預かり期間が発生します。
石種だけで言うと
13種のご用意があるのですが
その中に「ペリドット」という子がいます。
8月の誕生石で
とても綺麗な黄緑色が特徴！
この石はランクが上がってくると
まさにオリーブの色味になるんです。
こちらの子
和名で「橄欖石」と言われます。
鉱物としては
「olivine」(オリビン)というのですが
響きの通り
名前の由来はオリーブになります。
そのオリビンを日本語訳する際に
オリーブに非常によく似た別の植物
「橄欖」
と混同して名付けてしまったんだとか…
その為
聖書の中の「オリーブ」も
「橄欖」と和訳されることになり
後に改められることになったそうです。
◆オリーブが持つ意味や象徴とは
これまでお話しした内容も
大きく関連しています…！
特に私が思うに
「オリーブオイル」
の存在は
極めて強力だったのでは。
現代のように
常に灯りがあるわけではない
昔の人々にとって
夜の暗さは色々な意味で
相当怖かったのではないでしょうか。
そのような中で頼りになるのは
「火」の存在です。
火種が燃え尽きてしまえば
もちろん火も消えてしまいますが
オイルの登場によって
火種の心配は和らいだはずです。
初めてそのことに気付いた時
その感動は
計り知れないものだったことでしょう。
多くの宗教で神聖な物として扱われるオリーブ
ユダヤ教やキリスト教
イスラム教などでは
オリーブの木は「光」「食料」「清め」
といった項目と関連付けられているそうです。
またその油であるオリーブオイルは
戴冠式や聖別などの宗教儀礼での
「聖油」としても用いられます。
キリスト教で「油を注ぐ」の油は
オリーブ油のことを指し
カトリックでの様々な儀式での油は
オリーブ油と決まっているんだそう。
さらにオリーブの枝は
鳩とともに
希望や平和の象徴ともされます。
これは『旧約聖書』の
ノアの箱舟が由来となっています。
気になる方は是非 検索してくださいね◎
次に花言葉ですが
旧約聖書やギリシヤ神話の故事から
「平和」
「安らぎ」
「知恵」
「勝利」
というものがあります。
それらの意味や
「繁栄と希望」「知恵と勝利」
といったそもそもが象徴する意味から
多くの場所でオリーブのモチーフが
使われるようになったわけなんですね。
その影響の範囲は広く
いくつかの国の国旗や国章にも
使われているのはご存知でしたでしょうか？
国連の旗にも「平和」を願って
用いられていたりします。
こういった内容を知ってから
改めてデザインを見ると
イメージが
変わってくるかもしれませんね。
◆オリーブがモチーフデザインの加工
そんなオリーブのモチーフは
ジュエリーの世界でも
もちろん人気です！
特にご結婚指輪では
当工房でもご希望される方が多いですね。
ということで
当工房で主に用いられる
オリーブの手彫り加工について
ご紹介させていただきます◎
・オリーブ手彫り１P
ワンポイントでさりげなく入れるタイプ。
正面の部分だけに入るので
シンプルが好きだけど
何もないのはつまんない
という方にオススメ ♪
1/4周以内であれば一律価格なので
角度やある程度の長さも
お好みで調整が出来ちゃいます！
一番人気はお写真の右肩上がりの入れ方◎
・オリーブ手彫り一周
一番王道なタイプです。
オリーブ柄を丸っと一周入れちゃいます。
終わりが無いので
より縁起がいいデザインになりますね◎
他にデザインが無ければ
意外とゴテゴテ感が出ないのも
人気な理由です。
彫りの雰囲気が好きな人には
特にオススメですよ！
・オリーブ手彫り一周とミル
オリーブを一周彫った上に
上下にミルグレイン加工を重ねたデザイン。
ミルグレインとは❝千の粒❞という意味で
子宝や繫栄という願いが込められています◎
ので
オリーブとは相性抜群！
組み合わせることで
クラシカルな雰囲気にもなりますので
アンティーク調がお好きな方に
特にオススメですよ ♪
・オリーブ手彫り一周と石留
オリーブの手彫りは
石留と組み合わせることも可能です！
お二人の誕生石や
記念日の月の石
意味や好みの色と合わせても
ステキになりますよ◎
石からオリーブの葉が出てくる感じにも
逆に石に
葉が向かっていく感じにも出来ちゃいます。
色んな組み合わせを考えてみてください！
・オリーブ手彫り一周とミルと石留
一番盛り込んだタイプです…！
が
オリーブを取り入れるデザインとしては
当工房で最も人気な組み合わせなんです◎
特にイエローゴールドやホワイトゴールドなど
温かみのあるカラーゴールドと合わせるのが
オススメです ♪
一見派手にも見えますが
意外にも落ち着いて見えます。
特にその意味も兼ねて
余白をあまり作らないからこそ
光沢が主張しすぎることなく
上品な煌めきを演出してくれますよ！
いかがでしたか？
良く分からない事も多かったですかね？
だとしたらすみません…。
店長は改めて調べる機会が得られ
そうなんだ！
となることにもちょくちょく出会えたので
個人的には大変満足しています。
オリーブデザインはついぶ工房でも
昔からのロングセラー？でして
年齢に関わらず人気なのが印象的です。
大抵はその見た目から
「これ好き！」
とおっしゃってくれる方が多いのですが
改めて意味を知ると
「より好き！」
になりそうですよね◎
ペアリングはもちろんですが
婚約指輪や結婚指輪は一生ものです。
これからのお二人の門出に向けて
ここはひとつお願いを込めるのはいかがですか？
ついぶ工房ではオリーブ以外のデザインでも
手彫り加工をさせていただけます。
デザインの一本一本が
我々スタッフの手作業で彫られていきます。
皆様の幸福を願って
誠心誠意加工させていただきますね！
是非 ご検討くださいませ ♪
ご予約はこちらから！
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